龍雲山 護持院 太山寺(四国八十八ヶ所霊場 第五十二番札所)

歴史・由来

開基とされる真野長者、その長者が一夜にして御堂を建てたという縁起は興味深い。 長者は豊後(大分)でふいごの炭焼きをしていたが、神のお告げで久我大臣の娘・王津姫と結婚、いらい運が開けて大富豪となった。用明2年(587)、商いのため船で大阪に向かうとき大暴風雨に遭い、観音さまに無事を祈願したところ、高浜の岸で救われた。この報恩にと一宇の建立を大願し、豊後の工匠を集めて間口66尺、奥行き81尺の本堂を建てる木組みを整えて船積みした。順風をうけて高浜に到着、夜を徹して組み上げ、燦然と朝日が輝くころに本堂は建ち上がった。いらい「一夜建立の御堂」と伝えられている。(四国八十八ヶ所霊場会より)

一の門

仁王門

四天王門

本堂

大師堂

鐘楼堂

長者堂

弘法大師像

境内

御朱印


旅と趣味 平蔵

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