由来
古代の御原入江の中にあって伊弉諾命・伊弉冉命の国生みの聖地と伝えられる丘にあり、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されてきました。
古事記・日本書紀によれば神代の昔国土創世の時、二神は天の浮橋にお立ちになり、天の沼矛を持って海原をかき回すに、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となる、これが自凝島である。
二神はこの島に降り立たれ、八尋殿(やひろでん)を建て 先ず淡路島を造り次々と大八洲(おおやしま)を拓かれたと記されています。
当神社には伊弉諾命・伊弉冉命の二神がお祀りされており、縁結び、安産の神として知られています。また、この二神は天照大御神様の親神様です。
昭和57年3月に建立された、高さ21.7mの朱塗りの大鳥居が目を引きます。(自凝島神社より)
正殿
正殿は伊勢神宮と同じ神明造です。伊勢神宮内宮の鰹木は十本、外宮は九本で、自凝島神社は八本になっています。
八百萬神社、鶺鴒石
八百萬神社
正殿の西側御奥にあります。
伊弉諾命・伊弉册命の御子神様を奉斎しています。
鶺鴒石
正殿前にある石の上につがいの鶺鴒が止まる姿を見た伊弉諾命・伊弉册命の二神様は、夫婦の道を開かれ御子様を生んだと伝えられています。
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